舞台『カリズマ』を観てきたので感想です。
なお、私はメインの4人ではなく追加キャストのひとり長谷川朝晴さんのファンです。
メイン4人については無知で、感想でもあまり触れませんのでご承知おきください。
※ネタバレを含みますのでご注意ください。

今回の会場「クラブeX」は、真ん中のステージをぐるっと360度客席が取り囲む円形の劇場。
花道などはなく、出演者は会場の入口から登場してステージまで歩いてくる。
なので、登場したり捌けたりする度に客席内の通路を行ったり来たりすることになる。
ただでさえ狭くてステージとの距離が近い会場なのに客席内も通るから、とにかく出演者と観客の距離が近い作品です。
長谷川さんの登場、割と近くで観られて嬉しかった。
相変わらず声がいい。贔屓目もあるかもしれないけど、やっぱり舞台向きの発声でいちばんパキッとしていた気がする。
最初のシーンが終わって転換のとき、衣装替え(ジャケット脱ぐところ)を結構近くで見られてニヤニヤしてしまった。
長谷川さんが出てるシーンだけジョビジョバ感がすごかったな(笑)
観客は当然ながらメイン4人のファンが多いんだけど、みんな長谷川さんの言動ひとつひとつに笑っててすごく嬉しかった。
公式Xの「常に稽古を盛り上げて頂いていて笑いの絶えない稽古場です」にも納得。ほんと独壇場だったな…
#長谷川朝晴 さんにはいくつもの役を演じて頂きます。詳しくは申しあげられませんが常に稽古を盛り上げて頂いていて笑いの絶えない稽古場です。長谷川さんのお芝居もご堪能下さい。https://t.co/hxCNDmwwBo
— 舞台『カリズマ』_「俳優企画(仮)」第一弾 (@charizma_stage) 2024年11月23日
ただいま機材席解放当日引換券を若干枚数販売しております。
舞台『カリズマ』
12/7…
長谷川さんによる若者洗礼タイムがめちゃくちゃ好き。
お互い笑っちゃってたし、いい雰囲気だった。
自己紹介のシーンで「四字熟語入れて」って言ってたのはアドリブかな。アドリブっぽい台詞かもしれない。
長谷川さんの「知性出していこう」に誰かが「難しいです」と言ってて笑ってしまった。
その後の4人の返しもとてもよかった!
うろ覚えですが
「僕とみんなで四苦八苦」
「喜怒哀楽がわからないと言われます」
「意味はわからないけど四面楚歌」
「みんなで渡ろう横断歩道」
だったかな(笑)
即興だとしたらかなりセンスいいと思う。個人的には横断歩道が好き。
別バージョンもあるなら見てみたい。
長谷川さん演じる事務所社長に振り回される、劇中アイドル「スクエアーズ」の4人。
まずは昭和の男性アイドルグループ(光GENJIオマージュ)。
こういうオマージュはよくあるけど、本物の光GENJIの後輩たちがやってるのがよかった。
ダンスはさすがのキレだし、ほぼ原曲まんまの「よーうこっそ♪」であれだけ笑えるのも彼らのバックボーンあってこそという気がする。
次にバンド(MAN WITH A MISSIONオマージュ。オオカミではなくハシビロコウの被り物)。
被り物バンドが子ども番組で踊るという謎の展開を、真ん中で盛り上げる青山美郷さんがすごかったよ。
最後が2.5次元の舞台(まだ取り上げられてないスポーツをということで、テーマは綱引き)。
問題のシーンです。
今年のジョビジョバライブ『シン・ロクタロー』のコントの1つと酷似してた(告発じゃないよ)。
関西弁キャラ、外国人キャラ、頭脳派キャラなどがいて、特に頭脳派キャラは、あれ今回六角さん出てましたっけ?というくらいそのままだった。
ここだけ長谷川さんがプロデュースした?もしくは脚本家さん、シン・ロクタロー観た?
配信まですべて終わったらでいいので、長谷川さんには一度どうしてこうなったのか説明してほしいところ。笑
ストーリー的にはシリアス要素もあるけどそこまで重くなく、さらりと観られる感じだった。
ただ個人的に、ストーリーには救いがなくてもいいけどスッキリはさせてほしいタイプなので「あ、ここで終わるのか…」とは思った。
余韻残す系ね。好きな人は好きだと思うけど。
ところどころの演出(というのかな?)薄暗い照明の中で全員が思い思いの方向見てる不穏な感じとかは結構好きだった。
転換とか衣装替えをステージ上で自分たちでやるのも好き。
円形のステージなので、どの方向のお客さんもだいたい平等に同じシーンを観られるよう工夫されていた。
立ち位置とか大変だっただろうけど、おかげさまで「推しが全然見えない…!」ということは少なそうでよかったな。
最後のほうの重要シーンだけ、私は比較的近くで観られたからよかったけど見えづらかったお客さんはいたかも(平田敦子さんがポストされてた)。
俳優企画(仮)vol.1『カリズマ』club eX
— 平田敦子 (@hiraatsu) 2024年12月9日
【室龍太 高田翔 寺西拓人 原嘉孝がクリエイターと創出する企画第一弾】ということでそりゃ観なきゃ。あの劇場はジョビジョバのホームだと勝手に思ってるので長谷川さん流石でした。もっと彼らを翻弄させてほしい。円形なので席によるが後半見え難かったのが残念 pic.twitter.com/khnAx3YcRk
さて、長谷川さんは結局何役演じていたのか。
渋谷駅での目撃者、プロデューサー、記者、事務所社長、マッキー先生の5役かな、見落としがなければ。
特に事務所社長とマッキー先生は癖が強く長谷川さんの本領発揮!という感じでとてもよかったです。
ちなみに青山さんは
渋谷駅での目撃者、新人AD、ジャスミン、歌のお姉さん、ムツミの妻、コースケの母、女優の7役かな。
女性の役をすべてひとりで演じていて大忙し。演じ分けも衣装替えもすごかった!
『本を贈る』の舞台挨拶のときにも思ったけど長谷川さん、ホームではない(全員が自分のファンではない)空間でも喋り出してわずか数秒で自分のペースにしちゃうのすごいなあ。
それでいて自分が自分が!ではなく、4人のおもしろをしっかり引き出して。やっぱり好きだ!と思った。
あまり舞台本編の感想ではなくなってしまったけど、今日も素敵な推しが観られて幸せでした。
追記
もうひとつだけ語らせてください。
パンフレットの「室龍太×長谷川朝晴」の対談がものすごくよかった…!
長谷川さん、普段は芝居や仕事に対する情熱をあまり言葉にしないタイプだと思う。
「◯◯さんが作ってくれてるので自分はそのとおりやるだけです」みたいな、飄々とした感じ。
芝居を観れば熱は伝わってくるし全然それでいいんだけど。
今回は相手が若手でこれから俳優としてやっていこうという人だからか、稽古に途中合流したばかりでパーソナリティがまだわからなかったからか、室くんの舞台への思いを深掘りしたり自分の考えを話したり、芝居についてしっかり言葉にしていた。
普段こんなこと考えてるんだ…!と知れてとてもよかった。
室くんは不思議ちゃんなのかな?(笑)全然会話が噛み合ってない部分もあったけど、それはそれでおもしろい。
舞台上では、やりたい放題のおじさんとそれに付き合う若者という構図になることが多かったけど、裏ではやっぱり先輩としてリードしてたんだなあという面が見られてよかった!
室くんありがとうございます。
おわり