徒然なるまま

日々の記録

帝劇近くのミシュラン店「添好運(ティム・ホー・ワン)」

こんにちは。

先日の『千と千尋の神隠し』観劇の際に行った帝国劇場近くのお店「添好運(ティム・ホー・ワン)」について書いていきたいと思います。

※2024年3月時点の情報です。最新の情報は公式ホームページ等をご確認ください。

 

ティムホーワンは香港点心の専門店で、香港でミシュラン一つ星を獲得したお店。

"世界一安いミシュラン星付きレストラン"のキャッチコピーで親しまれています。

日本1号店としてオープンしたのが、今回私が行った日比谷店。

他に、日本国内には「東京ドームシティ ラクーア店」「新宿サザンテラス店」があります。

日比谷店は連日大行列ですが、SNSには「ラクーア店はあまり並ばなかった」という声もありましたので、ご参考まで。

 

公式ホームページ

timhowan.jp

 

マップ

maps.app.goo.gl

 

私が行ったのは祝日の13時過ぎ。少し遅めではありますが、まだまだ昼食時で混んでいました。

SNSでは「60~70分待ちでも短いほう」というコメントも見かけていたので、覚悟を決めて並びました。

並ぶ直前の列はこれくらい。わかりにくいですが、列が一度折り返して4分の1といったところ。

結果的に、並んだのは50分程度。

雨の降る極寒の日ということもあって、通常の休日よりは並んでいなかったのかもしれません。

 

店内はこんな感じ。

想像よりも広々としていて、お客さんで賑わっています。

 

私は1人で行ったので、2人がけの席に通していただけました。

冷えた体に温かいお茶の飲み放題がありがたい…

同じ時間帯に他に1人で来ている方は見かけなかったものの、注文は紙に書いて店員さんに手渡す方式ですし、他のお客さんはみんな食事と会話に夢中になっているため特に気まずさを感じる瞬間はありませんでした。

 

私が頼んだ品はこんな感じ!

 

1品ずつ順にご紹介します。

ベイクド チャーシューバオ

3つ入り 780円(税抜)

メロンパンのような甘くサクッとした生地の中にチャーシュー入りの甘じょっぱい餡が入ったもの。

ティムホーワンで一番人気の商品なのですが、私は甘じょっぱい味付けがあまり得意ではないということと、1セット3個もあるので1人で食べるとお腹いっぱいになってしまいそうということで、注文を躊躇しました。

…が、せっかくだから!と勢いで注文してみました。

食べた感想としては「普通においしい」かな…笑

チャーシュー餡が想像以上に「甘い」寄りなので、甘じょっぱい味付けが苦手な人でもそこまで抵抗なく食べることができます。

ですが、みんなが絶賛するほどにはハマらず…

これは完全に私の好みの問題です。

好きな人にとってはすごくおいしいものだと思いますし、ネット上でもネガティブな感想は一切見かけなかったので、私がおかしいのかもしれません。

ただ、1人で行く方、量には注意です!

やはり3つはボリューミーですし、主食ポジションを完全にバオだけに任せることになります。

私は麺やおかゆも気になったのですが、さすがに注文できず…

大人気店の大人気メニューなので、経験として1度食べてみてよかったとは思いますが、誰かと行ってシェアできるときにすればよかったなと思います。

 

海老の蒸し餃子(ハーガオ)

4つ入り 680円(税抜)

これがすっっっごくおいしかった!

皮はモチモチ、中の海老はぷりっぷりでした。

最初に運ばれてきて食べ始めたのですが、あまりにおいしすぎて最後もこれで締めたくなり、1つだけ最後までとっておいたほど(笑)

冷めてもおいしかったのがさすがでした。

お腹に余裕があったらおかわりしたかったな…

これを食べるだけでも50分並んだ価値はありました。

 

海老と黄ニラのチョンファン

3つ入り 880円(税抜)

「チョンファン」というのは広東式点心の一種で、米粉の蒸しクレープのような料理だそう。

生春巻きと似ていますが、ライスペーパーを使う生春巻きと比べてもちもちプルプル食感なのが特徴です。

お箸で持ち上げようとしても逃げていってしまうくらいツルツルしていました。

なぜか蒸し餃子と同じ海老をチョイスしてしまいましたが、こちらも海老がプリプリでした。

それに加え、黄ニラのシャキシャキ食感でさっぱり食べられて、とてもおいしかったです!

 

ひとりでティムホーワンに行った方のレビューを事前に読んで、最初から注文しすぎてはいけないということを学んでいたので、1回目に注文したのは以上の3品。

食べ終わった時点で腹八分目くらいでしたが、せっかく並んだので食べられるだけ食べたい!と欲を出し、追加注文することに。

 

注文したのはこちら。

キノコと筍の揚げ春巻

3本入り 680円(税抜)

海老の湯葉春巻きと迷いましたが、さすがに海老以外にしようとこちらを選びました。

キノコと筍はよくある組合せですが、もちろんおいしい。

特筆すべきは皮のほうです。

かつて食べたことがないほどパリッパリでした…!

春巻きってあそこまでパリパリになるんですね。

お腹いっぱいの状態で揚げ物を食べられるかな?と少し不安でしたが、一口大に切って提供してくれていることもあってぱくぱく食べられました。

おいしかった!

 

以上4点で、サービス料含め計3,322円でした。

ミシュラン店と考えるとお手頃ですし、複数人でシェアすればもっとお安くたくさんの種類を食べられるので満足度は高いと思います。

 

観劇の日の食事としては並ぶ時間がネックですが、お昼時を避ければ空くこともあるそうなので、昼公演の後の遅めのランチや夜公演前の早めの夕食におすすめです。

私も、まだまだ食べてみたいメニューがたくさんあるので日比谷で観劇の際にはまた訪れてみたいと思います。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!