徒然なるまま

日々の記録

映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』感想

こんにちは。

コナン映画『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』を観てきたので、感想を残したいと思います。

※ネタバレを含みますのでご注意ください。

 

私は、幼少期はコナンガチ勢だったのですが、通常放送が月曜日から土曜日にお引越ししたタイミングで生活スタイルと合わなくなって疎遠になってしまい、今ではたまーに放送を観たり、人に誘われた年だけ映画を観に行く程度です。

(調べてみたところ、土曜日にお引越ししたのは2009年とのこと。15年も前のことなんですね…!)

 

今回の100万ドルの五稜星は、

  • キッドも平次も好き
  • 北海道が舞台で大泉さんがゲスト声優
  • 土方歳三も好きだし、桜の季節なのも嬉しい

と、私にとっての好きポイントがたっくさん詰まっていたので、初めてひとりでコナン映画を観に行くことにしました。

 

しばらく遠ざかっていたのでついていけるか心配だったのですが、幸いなことに主要(過去登場)キャラクターのうち、沖田くん?以外はみんな知っていました。

私がコナンを離れてから登場した安室さんや赤井さんといったキャラクターのことはほぼ知らないので、ファンの方には申し訳ないですが、今作には出てこないでくれて助かりました(笑)

 

ただ、やはり事件に関わる登場人物が多く、ついていくのは大変でした…

単純に犯人とそれを追う主人公たちという対立構図ではなく、複数の悪のグループがいて、それとは別に事件の真犯人がいて…という具合で、人の名前を覚えるだけでも一苦労です。

そういえば、最近テレビ放送していた紺青の拳もこんな感じでした。

最近のコナン映画ってこんなに複雑なの?ターゲットは完全に大人になった感じ?と思いながら、必死についていきました。

 

私がコナンから離れていた間にいつの間にか新一と蘭が付き合っていて、それはそれでもちろん嬉しかったのですが、付き合う前の両片思いな感じが好きだった私としては少し寂しくもありました。

なので、平次の告白がまだ成功しなくて少しほっとしてしまいました(笑)

まだもう少し、2人のじれったい感じを見せてほしいです。

 

最後のほう、神社の境内で平次が木刀を振るって戦うシーンは、迷宮の十字路を彷彿とさせました。

コナン作品の中では迷宮の十字路がいちばん好きなので、嬉しくなってしまいました。久しぶりに観たいな〜

 

最後に明かされた「キッドの真実」は、ガチ勢ではない私からすると、そりゃあれだけ似てればね…という程度の感想なのですが、ファンの方からするとたまらないと思います。

いとこ同士であり宿命のライバルっていうのもおもしろいですし、盗一さん生きていたんですね!

 

あと、キッドと中森警部やルパンと銭形警部のような、敵どうしだけどなんだか特別な情のようなものが垣間見える関係がとても好きです。

中森警部が撃たれて意識不明のとき、キッドが心配そうに様子を見守っていて、意識を取り戻すと安心したように去っていくのがよかったな。

さらにその様子を見守っていた人物が、後にキッドの父親だったということもわかってさらによかったです。

 

コナン・平次チームとキッドもお互いにピンチのときには助け合っていたし。

やはり怪盗というのは、愛される存在でないといけないですね。

今後はキッドのお父さんである盗一さんもたまに登場するのかなと思ったら楽しみです。

 

いつもキッド事件を指揮している中森警部が青子のお父さんということは知らなかった(知っていたかもしれないけど忘れていた)ので、びっくりしました。

キッドは、中森警部のことももちろん心配していたでしょうが、警部の娘であり自分の幼馴染である青子のこともとても心配していたのでしょうね。

この2人の今後の関係も気になるところです。

 

あ、忘れちゃいけない大泉さん!

大泉さんが何役をやるのかは事前に知っていたのですが、物語を追うのに必死ですっかり忘れていて、意識して声を聴けたのは終盤も終盤、盗一の変装ではなく川添刑事本人に戻ってからでした。

言い訳がましいですが、それだけ大泉さんが「個」を出さずに物語に溶け込んでいたということで…

実際に、大泉さんは役に入ると声色がガラッと変わってびっくりするので、その効果もあったのかもしれません。

 

この作品は、やはりずっとコナンを追っている人のほうがより楽しめるものだとは思います。

ですが、久しぶりの人やあまり知らない人も置いていかない配慮があったので、十分楽しむことができました。

久しぶりにコナンに触れて、まだ観ていない過去作も観たいなと感じたので、今後観ていきたいと思います。

とりあえず、桜が完全に散ってしまう前に迷宮の十字路!もう何度も観たけれど(笑)

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

世の中にたえて桜のなかりせば

「世の中に たえて桜の なかりせば

 春の心は のどけからまし」

 

毎年桜の季節になると、この有名な和歌を思い出す。

私はこの歌がとても好きだ。

 

現代語訳すると

「もし世の中に全く桜というものがなかったなら、桜の花が咲くのを待ち望んだり、散っていくことを悲しんだりすることもなく、春の人の心はもっとのどかだろうに…。」

という意味らしい。

在原業平の詠んだ歌で、古今和歌集伊勢物語に収録されている。

 

私が初めてこの歌を知ったのは、高校1年生の頃。古文の授業だった。

教えてくれたのは、今は亡きおじいちゃん先生。

正確な季節は覚えていないけれど、桜の咲く時期でなかったことは覚えている。

 

私の通っていた高校は、校舎のすぐ横に桜の木が植えられていて、教室の窓から外を見ると視界いっぱいに桜の木が飛び込んでくるような配置だった。

桜の時期ではないので、当然咲いてはいなかったけれど。

おじいちゃん先生がこの歌と意味を教えてくれたとき、大げさな比喩ではなく、窓の外の木にぶわっと満開の桜が咲いたようなイメージが湧いた。

それくらい、この歌には人を共感させるパワーがあると思う。

 

日本人の多くは、毎年この季節になると今か今かと開花を待ち、いざ咲いたらいつまで散らないで楽しめるかなと気にかける。

千年以上も昔から同じことを繰り返してきたと考えると、もはやDNAに組み込まれた性なのではないかとすら感じる。

 

桜の素晴らしさを、写真や映像で伝えることはできる。

あるいは文章でも、長文で言葉を尽くして説明することはできるかもしれない。

でもそれをたったの31文字で表現し、千年以上先の人間をも共感させているのだから、すごい。

当然その千年の間にいろいろなことがあって、人々の価値観も大きく変わっているというのに。

 

ところで現代の日本人は、桜の季節に出会いと別れを経験している人が多いと思う。

学校の入学や卒業、クラス替え。

職場の入社や人事異動、定年退職。

(厳密には桜の時期から少しずれている場合も多いけれど…)

 

桜そのものの儚さに、出会いのそわそわや別れの寂しさが相まって、より切なさを感じるのではと思う。

ただ、この歌が詠まれた平安時代は状況が違うはず。

 

少し調べてみたところ、学校の学年については学校教育法施行規則で、民間企業の事業年度については各社の定款などで定められていて、根拠はそれぞれ異なるよう。

日本に初めて4月始まりの概念が導入されたのは1886(明治19)年に財政法で国の会計年度を定めたタイミングで、それ以後4月始まりの制度が増えていったそう。

つまり、それ以前の日本には「4月=出会いと別れの季節」という感覚もなかったと考えられる。

 

そう考えると、桜そのものの素晴らしさと筆者の表現力はさることながら、後に日本に4月始まりの制度が導入されたことも、この歌が現代人に共感されている大きな要因なのかもしれない。

在原業平もさすがにそこまでは考えていなかっただろうから、そう考えると少しおもしろい。

 

どこかそわそわするような、それでいて開放感も覚えるようなこの季節。

「誇り」と言ったら大げさかもしれないけれど、桜を見て日本人でよかった!と感じるこの感覚を、私は大切にしたい。

 

昨年撮影したお気に入りの写真

 

 

最初で最後の現・帝国劇場で観劇

こんにちは。

今回は、先日の『千と千尋の神隠し』観劇の際に訪れた「帝国劇場」について書いていきたいと思います。

 

公式ホームページ

teigeki.tohostage.com

 

マップ

maps.app.goo.gl

 

沿革

設立は1911(明治44)年。

渋沢栄一らが発起人となり造られた、日本最初の西洋式演劇劇場です。

西洋劇のほか、歌舞伎なども上演されたそう。

関東大震災で大部分が焼け落ちるも、改修して翌年には再開。

1929(昭和4)年から松竹株式会社が興行を担当するようになり、洋画封切り館として使われた時期もありました。

小林一三が日比谷の興行街を作り、1937(昭和12)年に現在の東宝株式会社の運営に。

その後、第二次大戦後の米軍による占領期を経て復興。

1965(昭和40)年に解体されています。

そして、1966(昭和41)年に新装開業した現在の帝国劇場。

東宝が製作する演劇作品を1年中上演しています。

teigeki.tohostage.com

www.yomiuri.co.jp

 

施設

ここからは、実際の写真を交えて施設をご紹介します。

 

建物の外観。

 

ビル内(地下)に地下鉄の駅があるので、雨の日でも濡れずに劇場に行くことができます。

 

上演中・上演予定の作品のポスターが貼られています。

 

やたらと様になる「帝国劇場」の文字をたくさん撮ってしまいました。

 

帝劇ビルの地下にある、飲食店やマッサージ店、コンビニなどが並んだ通路は「帝劇地下街」と呼ばれています。

 

地下にも劇場への入口がありますが…

 

正面入場列が落ち着いてからの案内とのこと。

開場と同時に入って劇場を満喫したい私は、大人しく正面に戻ります。

 

正面入口。

 

さて、いよいよ入場です!

 

入ってすぐ左手には、地下に続く階段がありました。

先ほど見た帝劇地下街の入口と繋がっているよう。

 

劇場の1階には売店が3箇所もありました。

いちばん奥のグッズSHOP。

こちらで公演グッズを購入しました。

この売店が、いちばんレジの数が多いようで、手前のショップで立ち止まりそうになるお客さんをスタッフさんが一生懸命こちらに誘導していました。

 

続いて、真ん中のフードSHOP。

この写真は開場直後に撮影したためまだ空いていますが、この後には列ができていました。

こちらでも、あるものを購入しました。

それについては後ほど。

 

エントランス入ってすぐのスーベニールSHOPは、写真を撮り忘れてしまいました…

 

階段を上って2階へ。

ステンドグラスが綺麗!

猪熊弦一郎さんという方が制作された『律動』という作品だそう。

 

吹き抜けになっているのに、2階ロビーも広々としています。

 

奥にはエレベーター。

階段の上り下りが難しい方も安心です。

 

カップタイプの自動販売機。

 

コインロッカー。

こちらは開演30分前の写真ですが、15分前に見ても使用率はそこまで変わりませんでした。

1階と2階に数箇所ずつあったので、直前に行ってもすべて埋まっているということはなさそうです。

 

そして、今公式ホームページのフロアマップを見たところ、「コインロッカー」ではなく「無料ロッカー」と書かれていました。

確かに写真をよく見ると、小銭を入れるところがないような…

良心的です。

 

余談ですが、劇場内の至るところにある表示のフォントがかわいくて、つい写真を撮ってしまいました。

特に「コインロッカー」がお気に入り。

 

お手洗いは、空き状況が一目でわかる仕組みです。

 

2階のSHOP。

こちらで、オペラグラスの貸出や帝国劇場オリジナルグッズの販売をしていました。

オリジナルグッズには少し興味があったものの、購入には至らず。

 

そのまま2階にある喫茶室「Cafe IMPERIAL」へ。

日替わりケーキや玉子サンドが食べられる、落ち着いた空間のカフェです。

窓からは皇居のお濠が臨めるそう。

事前に調べてこちらの玉子サンドが気になっていたのですが、つい数時間前にティムホーワンでお腹いっぱい食べたばかりなので、今は食べられません。

加えて、カフェ内で注文できるのはドリンクとのセットのみ。

開演まで1時間を切っているタイミングで飲み物を飲むのも、お手洗いの面で不安があります。

ですがこちらの玉子サンド、実は1階のフードSHOPで単品購入することができるのです!

先ほど購入していた「あるもの」とは玉子サンドのことでした。

同じようにお手洗いが気になってカフェに入るのを躊躇う方は、この方法がおすすめ。

ちなみに1階フードSHOPでは、玉子サンドだけではなくかつサンドなどのバリエーションも豊富です。

玉子サンドの気になるお味はまた後ほど…

 

人がたくさんいるのでわかりづらいですが、ロビーにはソファがたくさん置かれています。

ロビー開場から客席開場までに少し時間が空いていたので、ソファで休んでいる方が多かったです。

 

貴賓室。

VIPは、この扉(普通にロビーの真ん中に通じる扉)から出入りするのでしょうか…?

 

客席の入口。この重厚感ある扉が「劇場に来た…!」という感じで好きです。

 

客席内は撮影禁止なので、公式ホームページの写真をご覧ください。

teigeki.tohostage.com

帝劇カラーというのでしょうか。落ち着いたえんじ色で統一されていて、とても高級感がありました。

 

内装もさることながら、感動したのがスタッフさんの配慮!

開演前、席に座っている小さい女の子にスタッフさんが声をかけていて、何かと思ったら、座高を上げるためのクッションを渡してあげていました。

確かにその子のすぐ前の席には大人の男性が座っていたので、見づらかったと思います。

それを、相談されてから対応するのではなくスタッフさん側から提案していて、さすがだなと思いました。

 

帰る際に気が付いたのですが、1階の入口入ってすぐ右手には東宝の生みの親である小林一三さんの胸像が!

 

旧帝劇の屋上に飾られていたという翁面も。

 

劇場の外にも飾られていた翁面にご挨拶して、初めての帝国劇場を後にしました。

 

さて、劇場の売店で購入した玉子サンドですが、帰りの電車内でいただきました。

 

「天のや」は、麻布十番に店舗を構える甘味処だそう。

女将のオリジナルレシピによる玉子サンドが人気で、玉子サンドの専門店もできているそうです。

 

それでは、オープン!

小さく切り分けられたサンドイッチが6切入っています。

 

たまごは、思った以上にだしのしっかり効いた出汁巻き玉子です。

それにからしマヨネーズが合っていておいしい!

和風のだし・からしと洋風のマヨネーズが想像以上に合います。

一口サイズなので、観劇前の慌ただしいタイミングでも手軽に食べられそうです。

 

突然ですが皆さん、夜公演の日の食事のタイミングってどうしていますか?

私は朝から調整し「朝と昼の間」「昼と夜の間」の2食にすることが多いのですが、そうすると公演後の22時頃に小腹が空いてしまうんですよね…

そんな時間でも罪悪感なく食べられる量なのがありがたい。

天のやの玉子サンド、おすすめです!

 

新たな「帝劇」へ

帝国劇場は建物の老朽化による建替えのため、2025年2月をもって一時閉館することが決まっています。

それまでの期間に上演予定の作品が公開され、クロージングの特設ページまで開設され、劇場の「大千穐楽」に向けて盛り上げていこう!という雰囲気です。

私は、一度しか行っていないにもかかわらずすっかり帝国劇場のファンになってしまったので、寂しい気持ちでいっぱいです。

ですが、建替後は劇場として再開するそうなので、さらにパワーアップして戻ってきてくれるのを楽しみに待ちたいと思います!

teigeki.tohostage.com

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

帝劇近くのミシュラン店「添好運(ティム・ホー・ワン)」

こんにちは。

先日の『千と千尋の神隠し』観劇の際に行った帝国劇場近くのお店「添好運(ティム・ホー・ワン)」について書いていきたいと思います。

※2024年3月時点の情報です。最新の情報は公式ホームページ等をご確認ください。

 

ティムホーワンは香港点心の専門店で、香港でミシュラン一つ星を獲得したお店。

"世界一安いミシュラン星付きレストラン"のキャッチコピーで親しまれています。

日本1号店としてオープンしたのが、今回私が行った日比谷店。

他に、日本国内には「東京ドームシティ ラクーア店」「新宿サザンテラス店」があります。

日比谷店は連日大行列ですが、SNSには「ラクーア店はあまり並ばなかった」という声もありましたので、ご参考まで。

 

公式ホームページ

timhowan.jp

 

マップ

maps.app.goo.gl

 

私が行ったのは祝日の13時過ぎ。少し遅めではありますが、まだまだ昼食時で混んでいました。

SNSでは「60~70分待ちでも短いほう」というコメントも見かけていたので、覚悟を決めて並びました。

並ぶ直前の列はこれくらい。わかりにくいですが、列が一度折り返して4分の1といったところ。

結果的に、並んだのは50分程度。

雨の降る極寒の日ということもあって、通常の休日よりは並んでいなかったのかもしれません。

 

店内はこんな感じ。

想像よりも広々としていて、お客さんで賑わっています。

 

私は1人で行ったので、2人がけの席に通していただけました。

冷えた体に温かいお茶の飲み放題がありがたい…

同じ時間帯に他に1人で来ている方は見かけなかったものの、注文は紙に書いて店員さんに手渡す方式ですし、他のお客さんはみんな食事と会話に夢中になっているため特に気まずさを感じる瞬間はありませんでした。

 

私が頼んだ品はこんな感じ!

 

1品ずつ順にご紹介します。

ベイクド チャーシューバオ

3つ入り 780円(税抜)

メロンパンのような甘くサクッとした生地の中にチャーシュー入りの甘じょっぱい餡が入ったもの。

ティムホーワンで一番人気の商品なのですが、私は甘じょっぱい味付けがあまり得意ではないということと、1セット3個もあるので1人で食べるとお腹いっぱいになってしまいそうということで、注文を躊躇しました。

…が、せっかくだから!と勢いで注文してみました。

食べた感想としては「普通においしい」かな…笑

チャーシュー餡が想像以上に「甘い」寄りなので、甘じょっぱい味付けが苦手な人でもそこまで抵抗なく食べることができます。

ですが、みんなが絶賛するほどにはハマらず…

これは完全に私の好みの問題です。

好きな人にとってはすごくおいしいものだと思いますし、ネット上でもネガティブな感想は一切見かけなかったので、私がおかしいのかもしれません。

ただ、1人で行く方、量には注意です!

やはり3つはボリューミーですし、主食ポジションを完全にバオだけに任せることになります。

私は麺やおかゆも気になったのですが、さすがに注文できず…

大人気店の大人気メニューなので、経験として1度食べてみてよかったとは思いますが、誰かと行ってシェアできるときにすればよかったなと思います。

 

海老の蒸し餃子(ハーガオ)

4つ入り 680円(税抜)

これがすっっっごくおいしかった!

皮はモチモチ、中の海老はぷりっぷりでした。

最初に運ばれてきて食べ始めたのですが、あまりにおいしすぎて最後もこれで締めたくなり、1つだけ最後までとっておいたほど(笑)

冷めてもおいしかったのがさすがでした。

お腹に余裕があったらおかわりしたかったな…

これを食べるだけでも50分並んだ価値はありました。

 

海老と黄ニラのチョンファン

3つ入り 880円(税抜)

「チョンファン」というのは広東式点心の一種で、米粉の蒸しクレープのような料理だそう。

生春巻きと似ていますが、ライスペーパーを使う生春巻きと比べてもちもちプルプル食感なのが特徴です。

お箸で持ち上げようとしても逃げていってしまうくらいツルツルしていました。

なぜか蒸し餃子と同じ海老をチョイスしてしまいましたが、こちらも海老がプリプリでした。

それに加え、黄ニラのシャキシャキ食感でさっぱり食べられて、とてもおいしかったです!

 

ひとりでティムホーワンに行った方のレビューを事前に読んで、最初から注文しすぎてはいけないということを学んでいたので、1回目に注文したのは以上の3品。

食べ終わった時点で腹八分目くらいでしたが、せっかく並んだので食べられるだけ食べたい!と欲を出し、追加注文することに。

 

注文したのはこちら。

キノコと筍の揚げ春巻

3本入り 680円(税抜)

海老の湯葉春巻きと迷いましたが、さすがに海老以外にしようとこちらを選びました。

キノコと筍はよくある組合せですが、もちろんおいしい。

特筆すべきは皮のほうです。

かつて食べたことがないほどパリッパリでした…!

春巻きってあそこまでパリパリになるんですね。

お腹いっぱいの状態で揚げ物を食べられるかな?と少し不安でしたが、一口大に切って提供してくれていることもあってぱくぱく食べられました。

おいしかった!

 

以上4点で、サービス料含め計3,322円でした。

ミシュラン店と考えるとお手頃ですし、複数人でシェアすればもっとお安くたくさんの種類を食べられるので満足度は高いと思います。

 

観劇の日の食事としては並ぶ時間がネックですが、お昼時を避ければ空くこともあるそうなので、昼公演の後の遅めのランチや夜公演前の早めの夕食におすすめです。

私も、まだまだ食べてみたいメニューがたくさんあるので日比谷で観劇の際にはまた訪れてみたいと思います。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

舞台『千と千尋の神隠し』感想

こんにちは。

北陸旅振り返りの途中ではありますが、舞台『千と千尋の神隠し』を観てきたので感想を残します。

※ネタバレを含みますのでご注意ください。

 

私が観劇した回のキャストはこちらです。

橋本環奈ちゃんは実在しました。顔がちっちゃくてかわいかったです。

 

舞台の印象としては、言い方が適切ではないかもしれないですが予想以上に映画の完コピでした。

ストーリーは言わずもがな、台詞もほぼ映画どおりです。

ただ、千と千尋に関しては誰もが知る名作で、あまり改変すると違和感を覚える人が多いのかもしれません。

なので、映画を踏襲しつつ、少しだけ歌や踊りなどの演出を足してオリジナリティを出すくらいが、この演目に関してはちょうどよかったのかなと個人的には思います。

 

この舞台の醍醐味は、映画のあのシーンを舞台でどうやって表現するんだろう?というのを楽しむことにあると思っています。

これに関しては、今までに観たどの作品よりも楽しめました!

 

釜爺のたくさんある手は、大人数による協力プレイ(笑)

全登場人物の中でいちばん(というか唯一?)おもしろ要素の多いキャラクターでした。

息を合わせるのが難しいはずなのに、すごい…!

トモロヲさんver.も観てみたいな〜

 

千尋とハクが穴に落ちたり空を飛んだりするシーンはどう表現するのかと思ったら、人に直接担ぎ上げられていて少し笑ってしまいました。

意外とアナログ(笑)

ただ、うつ伏せで他人に全体重を預けた状態できちんと発声するのは大変だと思うので、普通に台詞を言えていてすごいなと思いました。

 

いちばん客席がざわついたのが、オクサレ様の登場によりリンさんの持っていたごはんが一瞬で腐るシーン(笑)

小道具の仕組みはよくわからなかったですが、本当に一瞬で変わったのがすごかったです。

 

他にも、油屋の外壁のパイプの上を走るシーンとか、ハクが銭婆の式神に襲われるシーンとか、遠くを走る列車とか。

こうやって表現するのか!というものがたっくさんあっておもしろかったです。

 

ここからは、印象に残った役やキャストについて少しだけ。

 

環奈ちゃんはかわいい。

普段よりも声が少し高かったような…?小学生の役だからでしょうか。

映画の千尋よりも幼く感じました。

でもかわいい!

千尋がハクからもらったおにぎりを食べるシーンでは本当に涙を流していて、当たり前と言えばそうなのですが、なんだかグッときました。

 

妃海風さんは初めましてだったのですが…

うっま!

お名前からして元宝塚の方なのかな?と思っていたら、案の定そうでした。

最初、千尋のお母さんとして登場するシーンでは、あまりに記憶の中の千尋のお母さんと一致しすぎて、映画版の音声を流しながら演技してる?と思ってしまったほど。

その後のリンさんも、思い描いていたとおりの完璧なリンさんでした。

ただ、声を似せている訳ではないのです、たぶん。

「声」だけに集中して聴くと、ものすごく似てる!という訳ではないような。

ですが、声や話し方、イントネーションや台詞の間、仕草などすべてが合わさって、完璧に千尋のお母さんとリンさんを演じられていました。

上手かった…!

 

カオナシのダンスは、千尋への狂おしいほどの愛情をどうしたらいいかわからず、心のままに踊っているという感じでした。

切なさも感じるシーンなのですが、あのカオナシがキレッキレで踊っているのが少しおもしろかったです。

演じられた森山開次さんはダンサーとのこと。

試しに他の回のカオナシ役の皆さんも調べてみたところ、全員ダンサー。

なるほど。舞台版のカオナシは踊るというのが大きな特徴なんですね。

演じる人が変われば踊りも変わりそうなので、カオナシダンスを目当てに何度か観ても楽しそうです。

 

湯婆婆と銭婆の2役を演じられた春風ひとみさん。

結構出番が多くて大変ですが、さすがベテラン。しっかり2役を演じ分けられていました。

終盤、千尋が元の世界に帰れることになり、湯婆婆に「お世話になりました」と頭を下げたときの湯婆婆の返し(不満そうな声を出しつつも、胸に手を当てて小さく頭を下げる仕草)が映画版とは違っていて、個人的に好きでした。

湯婆婆が千尋を認めたようで嬉しかったな。

春風さんもとてもとても良かったけれど、やっぱり夏木マリさんも観てみたいです。

今回の全公演全キャストの中でも、オリジナルメンバーは夏木さんだけかな?観たい…!

 

ハクは、映画版でもそうですがとにかく話し方が優しいですよね。キュンとします。

演じられた醍醐虎汰朗さん、知らないな…と思っていたのですが、調べたところ映画『天気の子』で森菜々ちゃんの相手役の声優を務めた方でした!

うろ覚えですが、天気の子でも優しい話し方をしていたような…!ハマり役ですね。

 

オクサレ様改め河の神様が舞うシーン、映画だと一瞬ですが、舞台では見せ場となっていてとてもかっこよかったです。

河の神様を操っていたのは、プログラムによると澤村亮さんという方。

こちらもダンサーとのこと。さすがのステップでした!

アンサンブルの方々、プログラムを見ると思っていたよりも1人で多くの役をこなしてらっしゃるようです。

目立たないけれど、多くの方がほぼ出ずっぱりなんじゃないかな?

それに加え、アンダースタディ(主要キャストが体調不良などで出演できなくなった場合に備え、その役を練習しておく人)として準備している方もおり、覚えることが本当に多かったと思います。

アンサンブルさんたちには頭が下がります…!

 

河の神様の退場シーンでは、遠く(小さく)なった神様が2階席のほうまで来るとは思わず、びっくりしました(笑)

その直後の油屋一同で踊る一幕ラストのシーンでは、千尋だけ見よう見まねという感じの踊り方だったのがよかったです。

オクサレ様の対応をやり遂げてやっと油屋のみんなに認められ、まだ仲間になりたてというのがあの踊りから伝わってきました。

 

終盤、銭婆の家まで案内してくれるランプ(「カンテラ」ということを今回初めて知りました)のダンスも素敵で、終わった後思わず拍手しそうになりました(笑)

演じられたのは今野晶乃さん。こちらもダンサー。

こうして見てみると、ダンスを主軸とした作品ではないのにダンサー率がとても高いですね。

カオナシカンテラのソロダンスは大きな見せ場ですが、ダンスシーン以外にもダンサーさんたちの軽やかな身のこなしのおかげで成り立っているシーンが多くありました。

 

坊ネズミとハエドリのシーンは、どのシーンも再現度が高すぎて見入ってしまいました。

千尋と釜爺のえんがちょを真似するシーンとか、銭婆の家で糸を紡ぐシーンとか!

アンサンブルの方がパペットを操作するのですが、途中から坊ネズミとハエドリが自分の意思で動いているように見えました。

パペット繋がりでは、青蛙を演じられた元木聖也さんも!

自身も蛙飛びをしながら台詞を言うのは大変そうでしたが、全く違和感がなく、青蛙が喋っているように見えてすごいなと思いました。

 

後は、随所に歌のパートがありました。

メインキャストはほぼ歌わず、アンサンブルの中にいらっしゃったとても歌の上手な女性お2人がメインで。

プログラムから探すと、折井理子さんと桜雪陽子さん…かな?(違っていたらごめんなさい)

歌が上手であることに加えて、千と千尋らしいアジアンテイスト(?)の歌い方がとても合っていて、よかったです。

冒頭でも書いたとおりストーリーは知っているものそのままだったので、オリジナルの歌唱シーンで舞台らしさを感じることができました。

妃海さんもう少し歌ってもよかったのでは…?と思ってしまったけど(笑)

 

最後は映画と同じく、千尋が両親と一緒にトンネルをくぐって元の世界に戻ってきたところで終わります。

トンネルの向こうに一瞬だけハクが現れるのが、粋な演出でよかったです!

 

カーテンコールは4回?5回?たくさん出てきてくれました。

環奈ちゃん、緊張が解けたように笑顔で飛び跳ねたり大きく手を振ったりしていてかわいかったです。

最後はスタオベ。大きな拍手で精一杯の賛辞を伝え、舞台の幕が下りました。

 

最後に総括的な感想を。

冒頭にも書きましたが、この舞台の見どころは、映画のあのシーンをどうやって表現するんだろう?→こうきたか!というところにあると思っています。

舞台のセットも、いくつかの組合せで何パターンもの場面を表現していて、本当に観ていて飽きませんでした。

キャストの組合せによっても印象が変わると思うので、他のキャストver.も観てみたいな。

 

ロンドン公演の会場の写真を見ましたが、すごく豪華で行ってみたくなりました。

spice.eplus.jp

この舞台でやるのかと思うと、日本人として(全然関係ないのに)誇らしい気持ちになります(笑)

帝劇公演もまだまだ続きますし、国内でも各地を回るので、事故なく全公演を終えられることを願っています。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

【北陸ひとり旅 #2】神社で異文化を感じた1日目夜

こんにちは。

前回に引き続き、北陸ひとり旅の様子を綴っていきます。

前回の記事はこちら。

nonnopan.hatenablog.jp

 

 

金沢城公園

兼六園を後にして、そのまま向かいの金沢城公園へ。

www.pref.ishikawa.jp

 

お堀があったであろう場所は、今は道路になっています。なんだか違和感…!

 

三の丸広場。広い!芝が綺麗!

 

このあたりは、金沢城!という感じ。

 

「菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓」は、有料で中に入ることができるのですが、私が行ったタイミングでちょうど入館時間が終わってしまい、見学できませんでした…

 

気を取り直して移動!

夜ごはんを食べに行く前に一度ホテルに向かいます。

 

兼六園下のバス停。

看板?ライト?がかわいい。

 

主要なバス停にはこのような行き先表示が出ていて、「1つ前のバス停を出発した」などがリアルタイムでわかります。

バスってどうしても交通事情により遅れがちなので、予定時刻に来なくても「ちょっと遅れてるだけだな」と安心できて便利です。

 

バスに乗り、近江町市場前で下車。

 

ホテルフォルツァ金沢

私が今回宿泊した「ホテルフォルツァ金沢」に到着です!

 

www.hotelforza.jp

 

チェックインの手続を済ませ、お部屋に向かいます。

 

入口からの眺めはこんな感じ。

事前にホテルに送っていた荷物は、先に部屋に運んでおいてくれました。

 

お部屋の全景。

 

お部屋の中?にある洗面所。

寝室スペースとを隔てる組子のような建具がおしゃれです。

 

テレビ台。

 

ダブルベッド。ひろびろ〜

ベッドの横にちょこんとある1人掛けのソファがかわいい。

 

バストイレは別。どちらも広くて綺麗!

写真ではわかりづらいですが、通常のシャワーの他に上から・正面から・足元からそれぞれお湯が出てきてすごく気持ちよかったです。

 

ホテル探索も終わったので、夜ごはんにします。

 

カレーのチャンピオン

歩いてすぐの近江町市場へ。

 

この市場、広いだけではなく、場所によっては2階も地下もあって、すごくお店が多かったです。

市場の探索は明日の朝にゆっくり行うこととして、この日はまっすぐ地下へ。

 

やっぱり金沢といえば金沢カレーでしょ!ということで、「カレーのチャンピオン 近江町店」にやってきました。

chancurry.com


注文したのは「Lカツカレー(Sサイズ)」。

 

Lって何の略なんだろう?

 

カツがサックサクで、カレーは濃厚なのにしょっぱすぎなくて、おいしかったです!

 

食べ終わった時点で夜7時くらい。

まだまだ遊びます!

 

夜の金沢駅

近江町市場前からバスに乗り、金沢駅へ。

www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp

 

夜の鼓門、荘厳でとても綺麗でした!

 

噴水で現在の時刻や「WELCOME 」の文字を表していてすごい。

 

尾山神社

再びバスに乗り、着いたのは尾山神社

www.oyama-jinja.or.jp

 

前田利家公を祀った神社だそうですが、なんといっても目を引くのは神門!

 

参拝者がくぐる部分はレンガのような石でできており、いちばん上の部分は白壁に色鮮やかなステンドグラスがはめ込まれています。

西洋風の造りで、前田利家の時代の日本にこんな文化あったの…?と不思議でした。

 

後から調べたところ、神門は明治8年に建てられたそう。

まさに明治っぽい建物だったので納得です。

レンガのような石は、金沢で採石された「戸室石(とむろいし)」というそう。

そして洋風ではなく、「和漢洋の三様式を混用」した建築とのこと。

そういう知識も事前にあれば、もっとじっくり見たのにな…

www.oyama-jinja.or.jp

 

洋風の門越しに和風の拝殿を臨むのも、不思議な感じ。

千と千尋っぽさも感じます。

 

夜の寺社仏閣って初めて来たかもしれません。

すごい迫力で、少し恐れを感じてしまいます…

 

前田利家公。

 

こんなフォトスポットも。

昼間だと混み合いそうなところですが、夜だからか私の他に2組くらいしかおらず、気兼ねなく撮影できました。

 

さて、明日も早いのでホテルに戻って休みます。

1日目お疲れ様でした!

 

おまけ

バス停からホテルまで歩く間に、アート作品が。

バター…?

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

【北陸ひとり旅 #1】さっそく北陸の洗礼を受けた1日目昼

こんにちは。

今回は、2023年9月に行った3泊4日北陸ひとり旅について書いていきたいと思います。

2024年元日の能登半島地震により被害を受けられた方々には、心よりお見舞い申し上げます。

落ち着いたら必ず再訪して、たくさんお金を落とさせていただきます!

 

では、さっそく1日目から振り返っていきます!

※2023年9月当時の情報です。最新の情報は公式ホームページ等をご確認ください。

 

出発

この日は早起きして、朝8時台に東京駅を出る北陸新幹線かがやきに乗車しました。

 

北陸新幹線は初めてなのでワクワク。

本当なら駅弁でも食べたいところですが、目的地でのおいしい食事のため我慢します。

 

出発の数日前に急に「金沢を舞台にした小説を読もう!」と思い立ってKindleで読み始めていたものの、まだ序盤だったので、新幹線の車内ではほぼ読書していました。

五木寛之さんの『金沢あかり坂』。

旅行の数日前に落としてしまいガラスフィルムがバキバキです…

 

実在の場所がたくさん出てくるので、先に小説を読んでいると「あのシーンに出てきた橋!」などと楽しめておすすめです。

読書して、たまに景色を眺めて、としていたらあっという間に2時間ちょっと。金沢駅に到着です!

 

有名な鼓門なども気になるところですが、それは後回しにして一直線にあるところに向かいます。

 

ちなみに、金沢市内のバス移動には北陸鉄道(株)が発行している「金沢市内1日フリー乗車券」が便利です。

www.hokutetsu.co.jp

 

指定エリア内であれば、大人800円でバスが1日乗り放題!

指定エリアに市内の主要な観光地はほぼすべて含まれるので、これさえ買っておけば金沢旅行の移動手段に困ることはありません。

私はデジタル版を利用しました。

norimasshi.city.kanazawa.ishikawa.jp

 

のど黒めし本舗 いたる

金沢駅からバスと徒歩で計15分くらい。

「のど黒めし本舗 いたる」に到着です。

 

nodoguro-itaru.com

 

金沢でのどぐろを食べられるお店を調べると必ず出てくる人気店。

私が旅行の1か月前に電話予約をしようとしたところ、予約枠はすでに埋まっていました。

 

ですが、開店1時間前から店頭に記名台が置かれ、名前を書いた順に案内してくれるとのこと。

それを目指して急いできたのでした!

 

着いたのは開店30分前の11時半くらい。

すでにたくさんの名前が書いてありますが、なんとか名前を書くことができました。

 

そこから30分ほどは暇なので、付近をお散歩します。

不思議な形のオブジェを見たり、

 

香林坊商店街をぶらぶらしたり。

 

 

開店時間の12時に合わせ、お店の前に戻ってきました。

中からお店の方が出てきて、名前が順に呼ばれます。

私はなんとか1周目で入ることができました!(私の次の方で終わりだったので、15組前後が目安なのかなと思います)

 

着席!

注文は、席に置いてあるタブレットでする方式でした。

 

私は迷わず「のど黒めし」を注文。

そんなに待たずに運ばれてきました。

 

お店の方が食べ方を丁寧に説明してくださいます。

「しゃもじで四等分に分け…」というもので、お店のホームページに載っています。

nodoguro-itaru.com

 

4番目はお好きな食べ方でどうぞ!とのこと。

教えていただいたとおりに盛り付けて、早速いただきます!

 

おいしい〜!

だしの効いた上品なお味です。

薬味を乗せても「のど黒出し」をかけてもおいしい!

 

のどぐろを食べるのはほぼ初めてだったのですが、おいしすぎてあっという間になくなってしまいました。

ごちそうさまでした!

 

おなかも満たされたので、次の目的地に移動します。

バスと徒歩で計10分くらい。

 

金沢21世紀美術館

金沢21世紀美術館」に到着!

www.kanazawa21.jp

 

さっそくアート作品がお出迎えしてくれます。

フィルムカメラで撮った写真。なかなか味がありません?

 

あらかじめウェブチケットを購入していたので、入館はスムーズ。

平日にもかかわらずチケット購入列は結構混んでいたので、事前の購入がおすすめです。

 

なお、いちばん有名な作品「スイミングプール」の中に入るには、チケットの購入とは別に事前予約(無料)が必要なのでご注意ください。

www.kanazawa21.jp

 

私のスイミングプールの予約時間までにはまだ余裕があったので、先に他の展示を見て回ることに。

と言ってもまずはじめに目に飛び込んでくるのが、中庭にあるスイミングプールの上部です。

 

建物内に入り、展示を見学します。

私の感性では理解が難しいような現代アートもあれば、

 

写真の展示もあります。

 

いちばん印象に残っているのはこちら。

 

暗い部屋にネオンサインのみが展示されている作品です。

仰るとおりですが、一体なぜこの文章を作品にしたのかが気になる…

 

あとは、インスタなどでよく見るうさ耳の椅子や

左:デジタル/右:フィルム

屋外の展示物なども見学しました。

 

さて、時間になったのでスイミングプールへ。

地上で受付を済ませ、注意事項の説明を受けてから地下への階段を降ります。

 

船のような入口をくぐると…

 

プール!

 

インスタで見たとおりの光景です。

日が差し込んでいたりしたらもっと綺麗だったかな。

 

見学時間は移動を含め10分?15分?結構短いのですが、見る部分はここしかないので時間が足りないということはありません。

数枚写真を撮ったら終了!

 

プールの前に他の展示は見終わっていたので、そのまま美術館を出て徒歩数分の兼六園に移動します。

 

兼六園

www.pref.ishikawa.jp

 

21世紀美術館からいちばん近い入口である真弓坂口から入り、料金所へ。

 

チケットを購入するのですが、私は事前にウェブチケットを買っていたので画面を見せるだけで通していただけます。

パンフレットもゲット!

 

ここで、怪しかったお天気が一気に崩れ、土砂降りに…!

 

私は数日前に見た晴れ予報を信じ、折り畳み傘を入れた荷物を先にホテルに送ってしまっていました。

雨宿りできるような建物もなく、大木の下で必死に雨をやり過ごすことに…

さすが「弁当忘れても傘忘れるな」の北陸地方

これから北陸に行かれる方は、たとえ晴れ予報でも傘を持って行くことを強くおすすめします…!

 

幸いなことに土砂降りは5分ほどで終わったので、降ったり止んだりの小雨の中、散策スタート!

 

緑がたくさん〜

 

建物もいい雰囲気!

 

 

中心のいちばん大きな池は「霞ヶ池」というそう。

 

9月なので、兼六園といえば!の雪吊りはされていませんでした。

 

霞ヶ池の上に建てられた「内橋亭(うちはしてい)」の水亭。趣があります。

 

明治時代に建てられたというヤマトタケルノミコトの像。

天気も相まって、迫力がすごい…!

 

ひと通り見学したら、次の目的地である金沢城側の出口に向かいます。

お店がたくさんあって、観光地!という感じ。

 

こういう雰囲気大好きなので、行ったり来たりして堪能しました。

 

金沢城側は「桂坂口(かつらざかぐち)」というようです。

 

そのまま向かいの金沢城公園へ!

…といきたいところですが、写真が多くなりすぎてしまったので続きは次のブログで。

3泊4日分、一体いくつの記事になることやら…

 

おまけ

桂坂口の近くにあった自動販売機、一見すると普通の自販機なのですが、よく見ると…

 

食品サンプルが売られていました!

外国人観光客がかなり多かったので、これはいいアイディアかも…

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

続きはこちら

nonnopan.hatenablog.jp