こんにちは。
コナン映画『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』を観てきたので、感想を残したいと思います。
※ネタバレを含みますのでご注意ください。
私は、幼少期はコナンガチ勢だったのですが、通常放送が月曜日から土曜日にお引越ししたタイミングで生活スタイルと合わなくなって疎遠になってしまい、今ではたまーに放送を観たり、人に誘われた年だけ映画を観に行く程度です。
(調べてみたところ、土曜日にお引越ししたのは2009年とのこと。15年も前のことなんですね…!)
今回の100万ドルの五稜星は、
- キッドも平次も好き
- 北海道が舞台で大泉さんがゲスト声優
- 土方歳三も好きだし、桜の季節なのも嬉しい
と、私にとっての好きポイントがたっくさん詰まっていたので、初めてひとりでコナン映画を観に行くことにしました。
しばらく遠ざかっていたのでついていけるか心配だったのですが、幸いなことに主要(過去登場)キャラクターのうち、沖田くん?以外はみんな知っていました。
私がコナンを離れてから登場した安室さんや赤井さんといったキャラクターのことはほぼ知らないので、ファンの方には申し訳ないですが、今作には出てこないでくれて助かりました(笑)
ただ、やはり事件に関わる登場人物が多く、ついていくのは大変でした…
単純に犯人とそれを追う主人公たちという対立構図ではなく、複数の悪のグループがいて、それとは別に事件の真犯人がいて…という具合で、人の名前を覚えるだけでも一苦労です。
そういえば、最近テレビ放送していた紺青の拳もこんな感じでした。
最近のコナン映画ってこんなに複雑なの?ターゲットは完全に大人になった感じ?と思いながら、必死についていきました。
私がコナンから離れていた間にいつの間にか新一と蘭が付き合っていて、それはそれでもちろん嬉しかったのですが、付き合う前の両片思いな感じが好きだった私としては少し寂しくもありました。
なので、平次の告白がまだ成功しなくて少しほっとしてしまいました(笑)
まだもう少し、2人のじれったい感じを見せてほしいです。
最後のほう、神社の境内で平次が木刀を振るって戦うシーンは、迷宮の十字路を彷彿とさせました。
コナン作品の中では迷宮の十字路がいちばん好きなので、嬉しくなってしまいました。久しぶりに観たいな〜
最後に明かされた「キッドの真実」は、ガチ勢ではない私からすると、そりゃあれだけ似てればね…という程度の感想なのですが、ファンの方からするとたまらないと思います。
いとこ同士であり宿命のライバルっていうのもおもしろいですし、盗一さん生きていたんですね!
あと、キッドと中森警部やルパンと銭形警部のような、敵どうしだけどなんだか特別な情のようなものが垣間見える関係がとても好きです。
中森警部が撃たれて意識不明のとき、キッドが心配そうに様子を見守っていて、意識を取り戻すと安心したように去っていくのがよかったな。
さらにその様子を見守っていた人物が、後にキッドの父親だったということもわかってさらによかったです。
コナン・平次チームとキッドもお互いにピンチのときには助け合っていたし。
やはり怪盗というのは、愛される存在でないといけないですね。
今後はキッドのお父さんである盗一さんもたまに登場するのかなと思ったら楽しみです。
いつもキッド事件を指揮している中森警部が青子のお父さんということは知らなかった(知っていたかもしれないけど忘れていた)ので、びっくりしました。
キッドは、中森警部のことももちろん心配していたでしょうが、警部の娘であり自分の幼馴染である青子のこともとても心配していたのでしょうね。
この2人の今後の関係も気になるところです。
あ、忘れちゃいけない大泉さん!
大泉さんが何役をやるのかは事前に知っていたのですが、物語を追うのに必死ですっかり忘れていて、意識して声を聴けたのは終盤も終盤、盗一の変装ではなく川添刑事本人に戻ってからでした。
言い訳がましいですが、それだけ大泉さんが「個」を出さずに物語に溶け込んでいたということで…
実際に、大泉さんは役に入ると声色がガラッと変わってびっくりするので、その効果もあったのかもしれません。
この作品は、やはりずっとコナンを追っている人のほうがより楽しめるものだとは思います。
ですが、久しぶりの人やあまり知らない人も置いていかない配慮があったので、十分楽しむことができました。
久しぶりにコナンに触れて、まだ観ていない過去作も観たいなと感じたので、今後観ていきたいと思います。
とりあえず、桜が完全に散ってしまう前に迷宮の十字路!もう何度も観たけれど(笑)
最後までお付き合いいただきありがとうございました!